父はアルツハイマー型認知症

父がアルツハイマー型認知症と診断されてからの出来事

見当識障害とは。日にちや時間がわからなくなる。 場所がわからなくなる。 誰だかわからなくなる。

皆さんこんにちわ。

スターを付けてくださる方、

ご購読下さる方、

いつもありがとうございます。

今日は久々に休んだ日になりました。

特に父のことで書くことはないので、

このブログの右側にあるサイドバーの注目記事で、

いつも載っている「見当識障害」とは何ぞや、

というのを、書き込んでいきます。

見当識障害で代表的なのは、

  • 日にちや時間がわからなくなる。
  • 場所がわからなくなる。
  • 誰だかわからなくなる。

簡単に言うとこの3つ。

日にちや時間がわからなくなる。

俺の父はこの中の、

「日にちや時間がわからなくなる」が、表れています。

父も自分でこのことに気付いているのか、

日時などはメモをとっています。

メモしたものをどこかに置き忘れてしまうこともありますけどね。

そのたびに確認するように俺に聞いてまたメモしています。

このところは、調子が良いのか、

調子の悪い時と比べると、

日にちや時間間隔はそれほどずれなくなりました。

症状が進むと、

朝昼夜の時間間隔がなくなってしまい。

日中なのに寝てしまう。

夜なのに起きているなど。

昼夜逆転になる可能性もあります。

他には季節の感覚もなくなり、

夏に厚着をすることもあります。

場所がわからなくなる。

俺はこの「場所がわからなくなる」

認知症といっても色々な症状がありますが、

認知症の症状の中でも、

この見当識障害の「場所がわからなくなる」が、

一番問題の症状ではないかと思います。

ようは、「徘徊」の原因になるからです。

みなさんも、友人の家で遊んでいて夕方になったら自宅に帰りますよね。

自宅を他人の家だと思っていたら、

自宅に帰ろうと思いますよね。

自宅に帰ろうとして自宅から出る。

この時点で、自宅がわかっていないので、

徘徊するということです。

踏切とわからず踏切に入ってしまい、

悲しい事故がニュースで報道もされたこともありました。

俺は徘徊だけは家族での介護の枠を超えていると思います。

24時間誰かが見ていなければいけません。

家族が24時間見ていれば、家族が疲弊していきます。

1度でも徘徊をしたら、

施設を考えた方が良いと思います。

誰だかわからなくなる。

だいぶ長くなったので簡潔に書くと。

症状が進むと、他人だけでなく、

配偶者、子の関係まで忘れてしまうことです。

ただ、顔は何となく覚えているようです。

親が自分を忘れてしまうことは、

非常に切ない思いをしますよね。

以上が見当識障害の主な症状でしす。